バンナ農業試験場~ナコンナヨッ県(1)
バンナ農業試験場は、バンコクから北東へ、車で1時間半くらいのナコンナヨッ県バンナ区バンプリーク群ノンカンチャン村にあります。
ノンカンチャン村の戸数は400軒くらいで、ほとんどが農家。
農業試験場は全体で150ライの広さがあり、森林もあります。全体で20人くらいの農家の人が雇われていて、そのうち、ノンカンチャン村の農家の人が3~4人、森林局の人が5人です。
試験場に勤めるポックさんにお話を伺いました。ポックさんはナコンカヨッ県の生まれで、試験場が開設された8年前から勤めています。プロジェクトの期間を含めると11年くらいになるとのことでした。
村の中に物が育たない土地がある。土が酸っぱい、水が酸っぱいなどの理由。バンプリーク群の中にだけある問題で、ナコンナヨック県の中では南の方の4つの区(バンナ区、オンカラッ区、ヌアン区、バンピー区)に偏っている。ここはリンピョウ(土地が酸っぱい)といわれています。
水があってゴッの木が生えていると、酸っぱい水だとわかります。
写真は、農業試験場のパネルにあるゴッを刈り取っているところ。
③
ゴッは、ござの木ともいい、普通の農家も植えている。ゴッの木が生えているのを見ると、田にせずに、ゴッの木だけを植えるようにしていた。ゴッは、4ヶ月に1回(1年に3回)採れる。農家の人は暇なときにこの木でゴザを作っています。
森林がなくなってから、土地が少しずつ悪くなった。村の人たちは、森林がなくなってから土地が酸っぱくなったということを知らない。試験場で教えるようになって70~80%の人たちが理解するようになりました。
45年前のこと、農家では、土地開発局の指導で、田植えができない土の上に石を砕いて細かくパウダー状にして捲いたことがある。1ライにつき2000キロの石を捲いた。
④
試験場では、酸っぱい土の改良のための工夫が試みられています。試験場内にその模型がありました(写真④)。貯水池の汚れた水のところには、
また、農業試験場の敷地内にあるゴッを織るための小屋も見せてもらいました。ちょうどお茶の時間らしく、3人の人たちが休憩しているところでした。
ここで織られたゴッは、試験場のロビーで売られていました。
試験場内の酸っぱい土壌で作った果物のジュースもご馳走になりました。果実酢のようなさわやかな味がしました。
この試験場は王様の娘さんのプロジェクトとして行われています。ポックさんは、彼女がこの試験場を訪れた開設当時の写真を見ながら、「今年も来る予定になっています」と誇らしそうに話してくれました。(中島とみ子)
次回は「8月15日の田~ナコンナヨッ県(2)」です。























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