スイス人の舟着き場~水上マーケット(6)
ラチャブリ県は観光客用に「RATCHABURI TOURIST MAP」を作っています。地図右下、椰子が描かれているところがラチャブリの水上マーケットです。①
私達がボートを予約した船着き場も椰子の木々の間にありました。
②
この船着場はスイス出身の男性によって管理されていました。
28年前に
「タイは、暖かいし環境も良いところです。でも、困ることが1つあります。」
タイ好きの彼の口から聞かれたのは、ゴミのことでした。
「タイの人は、どこにでもごみを捨ててしまうんです。ごみ入れ置いてもそこに捨てないで・・・。」「私の育ったスイスはそうではなかった。」と、悲しそうに話してくれました。
そういえば、あちこちでペットボトルやスナック菓子の袋などのビニールごみを目にしました。
私が初めてタイを訪れた5年前のこと。食堂で、食べ終わった容器に紙を入れておいたら、容器を片付けに来た人がそれをポイと土間に捨てて、容器だけを片づけていったことがありました。
タイでは、日本でトイレットペーパーとして使うロール紙が、食堂でも家庭でも一般的に使われています。なぜわざわざ土間に捨てるのか奇妙に思いましたが、水に溶けるこのロール紙は、タイのスコールに溶けてしまいます。
自然からの恵みで生活し、それをまた自然に帰すことによって環境に優しい自然循環が維持されます。大学でも、堆肥からガスや燃料を取り出す装置の研究開発や、自然の草木から殺虫剤などを作る研究なども行われていました。
観光地に多く捨てられているプラスチックやビニールゴミは、どんなに激しいスコールでも溶けずに残り、ゴミ問題を引き起こすことになります。(中島とみ子)
次回は「マーケットの中心」です。



最近のコメント